TFTとは


Teenagers' Free! Theater(TFT)

Teenagers' Free! Theater(ティーンエージャーズ フリー シアター)略して TFT(ティーエフティー)は、2005年9月に兵庫教育大学の課外研究プロジェクトの一環として学生と地元の社会人が立ち上げた「ちょっと学校に行きにくい10代のための演劇サークル」です。

「心から信頼できる仲間や心が落ち着く場所を作りませんか?」という呼びかけに、たくさんの子どもたちやスタッフが集まりました。子どもたちの年齢はバラバラ。スタッフの年齢や職業も様々。だけど「みんな演劇が大好き!」

とっても自由で、個性あふれる仲間たちです。 


参加者

小学5年生〜17歳(4月2日現在)
10〜15名程度
ちょっと学校に行きにくい、演劇をやってみたい子どもたちを、毎年6月頃に募集しています。

「学校生活が楽しくない、居場所がない」
「人と話すのが苦手」 
「本当の自分でありたいけど勇気が出ない」
そんな悩みを持つ子どもたちと一緒に、年に一度の公演に向けて演劇活動をしています。


スタッフ

18歳以上(4月2日現在)の学生・社会人のボランティアスタッフ

30〜40名程度

TFTの理念や方針を理解し、ボランティア活動に興味のある人を、毎年5月頃に募集しています。


TFTには、様々な経歴のスタッフ、幅広い年齢層のスタッフがいます。参加者のお兄さんお姉さん的存在の若いスタッフから、保護者と同世代のスタッフ、さらに年上のスタッフもいて、地域社会が参加者親子を見守る縮図のような関係を目指しています。


TFTの目的、理念

ちょっと学校に行きにくい10代の青少年が、演劇活動を通じて、社会的スキルを高め、社会生活上の困難を自ら取り除いていけるような力を養うこと、また仲間づくりを行うことを目的としています。

(1)参加者が、演劇活動を手段として、安全な場所・安心できる人の中で人間関係を築き、公演を通じて自信をもつことを目指します。
(2)経験や能力にとらわれることなく、集まった人たちが、それぞれの力を組み合わせて演劇を作り上げていきます。「こうしなければならない」という縛りを持った練習ではなく、日々できることを積み上げていった結果の演劇公演を重視します。
(3)多くのスタッフや観劇者が関わり、活動を続けていくことで、不登校問題を社会に周知し理解・支援の向上に寄与します。

主な活動内容

5月 スタッフ募集(スタッフ説明会)
5月 参加者募集(参加者体験説明会)
6月〜3月
公演まで:おおむね隔週(土曜日)
演劇公演:12月頃(日曜日)
公演の後:月1〜2回(土曜日)
3月 修了式

《公演まで》
子どもたちのやりたいこと・やってみたいことを素材にした台本作りや練習をします。
《公演後》
公演DVD鑑賞会や修了式に向けての活動をします。

感染拡大防止対策

TFTでは、神戸市のガイドライン等を遵守した新型コロナウイルス感染拡大防止対策を行っています。